霧島海運グループで働く際に気になる事はありますか?
多く寄せられる質問を集めてみました!
[Q&A]
Q 01 : どこの航路を航海するのですか?
海運A : 内航船なのでもちろん日本国内を航海します。弊社運航船は荷主様との用船契約によって運航しておりますので、定期航路と違って不定期航路であります。荷主様の専航船でお仕事を請け負っていますので荷主様からお客様の需要により航海する航路はそれぞれ違います。基本的には日本一円と思ってもらって結構です。
物流A : 基本的には主に西日本エリア(瀬戸内海含む)の航路です。航路以外の詳細は海運本体と同じです。
Q 02 : 乗下船(交代)は、どこで行なわれますか?
海運A: 上記で日本一円と述べましたが、現在各船別に答えますと、
・「第15霧島丸」は、ほぼ千葉港での交代です。
たまに四日市港での交代もあります。
・「第11霧島丸」は、北は北海道(各港)から東北、関東、中部、
近畿、中国、四国、南は九州での交代となります。
・「第17霧島丸」は、山口県岩国(大竹港)、又は
広島県江田島(鹿川港)での交代になります。
・「第25霧島丸」は、ほぼ千葉港での交代となります。
※ 2024年5月現在時点の情報となります。
物流A: 基本的には福岡県(苅田港)、又は関門港(黒崎)となります。
Q 03 : 乗下船サイクルはどのくらい乗船して、下船(休暇)になるのですか?
A : 乗船期間は、約70日の乗船で、約22〜23日の陸上休暇となります。
Q 04 : 休暇中の居住地の指定場所などはありますか?
A : 特に居住地の指定はありません。どこにお住まいになられても結構です。
Q 05 : 船を動かすのに乗船している船員の人数は?
海運A : 2,000、3,000キロ型のタンカーだと9名〜10名、6,000キロ型のタンカーになりますと10名〜11名での乗船となります。
物流A : 3,000G/T 型の中型船で 10〜11名程度となり、約 699G/T 型の小型船で 6〜7名程度 での乗船となります。
Q 06:船内の居住部屋は個室ですか?
A:居室はプライバシーを大切にした全室個室となっており、ベッド・テレビ・机・椅子・ソファー・洗面台・DVDレコーダー・冷蔵庫等も完備されており、ゆったりとした休息のできるプライベート空間を過ごすことができます。※トイレ・お風呂(シャワー)は共同となります。
Q 07 : 乗船するとき何を準備すればいいですか?
A : 個人の衣服など身の回り品を準備して乗船してください。船員教育機関を卒業している
方は乗船実習時の準備で結構です。 ※基本的に、シャンプー、石鹸、ボディソープ、洗濯洗剤など備えておりご自由に使っ
ていただいて構いません。
Q 08 : 最初に乗船する際は、どの船に乗船することになるのですか?
A : 各船の船員室の空き具合にもよりますが、予め面接の時に、
性格、趣味、特技などを参考に配乗船舶を検討します。
Q 09 : 乗下船する場合の連絡はどのようになっていますか?
海運A : 乗下船の連絡は、毎月末に翌月分の配乗計画書を会社から各船にファックスします。その際、下船予定者には、今回の休暇日数と次船の船名を周知し、乗船者は乗船一週間前位に次乗船する予定の船の船長から乗船の準備連絡と乗船直前に連絡があり、乗船することになります。
物流A : 乗下船の連絡は、前月中に会社が翌月分の配乗計画について船長と打合せを行います。そのほかの詳細は海運本体と同じです。
Q 10 : 乗船中に給与を船で受け取ることはできるのですか?
A : 可能です。
毎月中旬頃、船長から当月分の本人手取りを聞かれますのでその際、申請してください。給料日付近に船長から手渡しにより受け取れます。
Q 11 : 乗船中に買い物に行けたりますか?
A : 可能です。
荷役中は荷役作業がありますので外出できませんが、荷物のオーダー(運航)がないときは、仮バース(公共岸壁)を申請し買い物や娯楽を楽しんだりできます。
Q 12 : 船内でWi-Fiなど使えますか?
A : 使えます。※全船、福利厚生用の Wi-Fi を搭載しています。
Q 13 : 教育研修などはありますか?
海運A : 社内研修と外部研修を準備しています。
※新卒者の場合だと乗船前に会社にお越しいただき、2〜3日間の社内研修を経て各船に乗船することになります。
物流A : 卒者の社内研修期間が1〜1.5日間となる以外は海運と同じです。
Q 14 : 危険物の資格は必要ですか?
海運A : 必要ありません。
危険物等取扱責任者の資格は、甲板部は【船長、一等航海士】の2名、機関部は【機関長、一等機関士】の2名の合計4名の船員が必要とされる資格です。上記上位職に見込みのある方に会社から外部研修として受けていただくので、個人で受講する必要はありません
物流A : 必要ありません。
Q 15 : 職員になるには、どの位の期間が必要ですか?
A : 各人、技量やセンスなどは異なりますが、早ければ半年から3年位です。
Q 16 : 荷役中はどんな仕事を行うのですか?
海運A :
* 積荷時
各積込タンクの油面監視(オーバーフロー防止)、積込タンクの切替え、バラストの排出及びバラストポンプの作動確認、船体の傾きを直すときのロープ調整、陸上側アームと本船マニホールド接続部から積荷の漏れなどないか、その他船体に何らかの異常がないことなどの確認を行います。
* 揚荷時
各揚荷タンクの油面監視(揚荷タンク油量の低下)、揚荷タンクの切替え、バラストの張水及びバラストポンプの作動確認、カーゴポンプの作動確認、船体の傾きを直すときのロープ調整、陸上側アームと本船マニホールド接続部から揚荷の漏れなどないか、その他船体に何らかの異常がないことなどの確認を行います。
物流A :
*積荷時
各タンクへの積込状況の監視(喫水の変化)、積込タンクの切替え(喫水の調整)、バラス トの排出及びバラストポンプの作動確認、各積荷機器類の作動確認、船体の傾きを直す ときのロープ調整、陸上側蛇腹と本船積込口接続部から積荷の漏れなどないか、その他 船体に何らかの異常がないことなどの確認を行います。
*揚荷時
各タンクの揚荷状況の監視(喫水の変化)、揚荷タンクの切替え、バラストの張水及びバ ラストポンプの作動確認、各揚荷機器類の作動確認、船体の傾きを直すときのロープ調 整、陸上側配管取り口と本船圧送ホース接続部から揚荷の漏れなどないか、その他船体 に何らかの異常がないことなどの確認を行います。
Q 17 : 荷役時間はどれ位かかりますか?
海運A : 船種によって積載する荷物の量と各船のポンプ能力、また1ライン積・揚、もしくは2ライン積・揚かによって違いがありますので、一概には言えません。
[参考例]
6,000キロ型白油タンカーですと、積荷役は約6〜7時間で揚荷役は場所によって約3時間 で終了する場所もあれば、約5〜6時間の場所もあります。注:積揚場所により異なります。
物流A : 約3,000G/T型の 4,200トン積量で積荷役は約7〜8時間、揚荷役だと約8〜10時間くらいです。約699G/T 型の 1,600 トン積量での積荷役は約3〜4時間、揚荷役だと約5~6時間くらいになります。又、1,000 トン積量での積荷役は約2〜2.5時間、揚荷役は約4〜5時間となります。
Q 18 : 休憩(休息)時間は何をしているのですか?
海運A : 各人自由ですが例を挙げますと、水分補給や食事、個人の衣服の洗濯、トイレ、風呂(シャワー)、就寝(仮眠)、音楽鑑賞、テレビ視聴、携帯電話など触ったり、また「第11霧島丸」と「第15霧島丸」には、スポーツルームを設けており、ルームランナーやエアロバイク、筋トレ器具等を使用して軽い運動やストレッチなど、仕事を離れリラックスして疲れを癒しています。
物流A : 各人自由ですが例を挙げますと、水分補給や食事、個人の衣服の洗濯、トイレ、風呂(シャワー)、就寝(仮眠)、音楽鑑賞、テレビ視聴、携帯電話など触ったり、仕事を離れリラックスして疲れを癒しています。
Q 19 : 自分で食事を作ることがありますか?
A : 各船に賄い専門の司厨長が乗船(常駐)している為、自分でご飯を作ることはありません。朝・昼・夜と決められた時間に食事が提供され、各人自由に食事をとることになります。
又食費も会社負担です。
Q 20 : 女性船員の採用はありますか?
A : 船内居住設備が、女性船員用に整っていないため現在女性船員の採用はありません。
他にも聞きたい事があれば、何でもメールや電話で質問してくださいね。